白石麻衣「スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼」 シーン イラスト(前回ネタバレあり)
白石麻衣「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 シーン イラスト
■ 概要
(前回のネタバレあり)
本作は、2018年に公開された前作『スマホを落としただけなのに』の続編で、スマホをきっかけに巻き起こるサイバー犯罪と猟奇的殺人を描いたサスペンス・スリラーです。。前作に引き続きメガホンを取ったのは、『リング』『仄暗い水の底から』など、日本のホラー・スリラー映画を牽引してきた中田秀夫監督。前作で逮捕された連続殺人鬼・浦野(演:成田凌)をめぐる新たな事件が展開されます。
主演は乃木坂46卒業後初の本格的映画主演となる白石麻衣さん。彼女が演じるのは、セキュリティ企業に勤める才色兼備なヒロイン・松田美乃里。美乃里は、恋人の行動から浮気を疑い、そのスマホをこっそりチェックすることから、予期せぬ恐怖と陰謀に巻き込まれていきます。
白石麻衣さんと背景は別レイヤーです。原画は1920×1080サイズ。
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注目すべきは、前作で強烈な印象を残した成田凌演じる連続殺人鬼・浦野の続投です。彼はすでに拘置中の身でありながら、新たな事件との繋がりを探るために警察に協力する立場に置かれています。その構図は、ある種『羊たちの沈黙』を思わせる知的サイコスリラーの王道であり、観る者の緊張を途切れさせません。成田の演技はますます冷酷さと人間味の混在を深め、スクリーンに釘付けにさせる魅力があります。
ジャンルとしてはサスペンス・スリラーに位置づけられますが、単なる“恐怖体験”に終始せず、スマホという小道具を通して人間の本質や社会の脆弱性に切り込んでいる点で、映画ファンにも訴えかける深みを備えています。ストーリーテリングの面でも前作以上に洗練されており、サスペンスの緩急、キャラクターの掘り下げ、演出の緻密さなど、どこを取っても丁寧に作られている印象です。
白石麻衣という女優の可能性を広げ、シリーズとしての完成度も高めたこの続編は、ただの芸能人主演の映画という枠に収まらない、社会性とエンターテインメント性を両立させた快作だと言えるでしょう。
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』で白石麻衣さんが演じた松田美乃里の衣装
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』で白石麻衣さんが演じた松田美乃里の衣装は、彼女のキャラクターを際立たせる洗練されたスタイルが印象的でした。特に、あるシーンで彼女が着用していたワンピースは、TOMORROWLANDが展開するブランド「BACCA(バッカ)」のもので、価格は48,000円。インナーとして合わせたタンクトップも同じくBACCA製で、11,000円でした。
さらに、ネックレスはSNIDELの5,500円、靴も同ブランドで14,800円と、上品さと可愛らしさを兼ね備えたコーディネートが特徴です。
これらの衣装は、美乃里の知的で落ち着いた性格を反映しつつ、彼女の内面に潜む強さや繊細さを表現しています。特にBACCAのアイテムは、シンプルながらも上質な素材感と洗練されたデザインで、都会的な女性像を演出しています。SNIDELのアクセサリーや靴は、フェミニンな要素を加え、全体のバランスを取っています。これらのブランド選びは、スタイリストの細やかな配慮が感じられ、映画の中での美乃里の存在感を一層引き立てています
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「スマホを落としただけなのに」のシリーズ/海外展開
「スマホを落としただけなのに」シリーズは、2025年現在までに劇場公開された映画が3作あります。第1作は2018年公開の『スマホを落としただけなのに』、続編として2020年に公開されたのが『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、そして2024年にはシリーズ完結編となる『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』が公開されました。
また、このシリーズは韓国でもリメイクされています。それが2023年に公開された韓国映画『スマホを落としただけなのに』(原題:스마트폰을 떨어뜨렸을 뿐인데)です。日本版の直接のリメイクというよりは、同じ志駕晃の原作小説をもとに、韓国の現代社会に即した形で再構築された作品です。主演はイム・シワンで、Netflixで配信されたことで日本を含めた世界中の視聴者に届きました。
韓国版は日本版に比べてよりサイコスリラー色が強く、視覚的にもシャープでスピード感のある作風に仕上がっており、日本版を観た人でもまったく別の角度から楽しめるようになっています。特に監視社会やプライバシーといったテーマへの切り込み方が鋭く、スマホ社会への警鐘としての機能もより前面に出ています。
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白石麻衣 似顔絵 イラスト - 似顔絵プロ(テレビ番組のイラストレーター)
テレビ番組・広告・Yottubeチャンネルのイラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
リアルイラスト/テレビワンシーン イラスト/illustration/森本レオリオ