TM Network_GetWild_ゲットワイルド_CDジャケット_レコードジャケット イラスト
「シティハンター」のEDで本編にかぶりながら始まる「アスファルト タイヤを 切りつけながら」のあの曲
TM Network(TMネットワーク)は過去の曲でもリミックスしたものを出したり、ライブでは毎ツアー毎ツアーごとに曲のアレンジを変えたり、ずっと責め続けているユニット(主に小室哲哉さん内でのそのときの趣向が反映される)。
同じ場所に立ち止まらず、常に進化を続けるTM Network。その象徴がこの「Get Wild」だと思います。
とにもかくにもリミックスが多い「Get Wild」。
再劇場版の制作も発表されたが、「シティハンター」のアニメにて、だいたい冴羽獠が一仕事終えてから、香と一件落着的な止め絵のシーンにかぶるようにエンディング曲として入ってくる 「Get Wild」。ED曲も含めて、このアニメに必要な要素。
TM Networkの代表曲のようにもなっているし、世代を超えて知られています。
「Get Wild」だけでのアルバムも出ている。しかも2枚出てる。
小室哲哉 の 似顔絵イラスト ~ユンカース・カム・ヒア~ - 似顔絵プロ(テレビ番組のイラストレーター)
そんな「Get Wild」も本日でリリースされて35周年ということで(1987年4月8日にEPIC・ソニーからリリース)、「Get Wild」がどれくらい種類があるか、ザッと調べてみました。尚、他の方がカバーしたり、リミックスしたもの(『TMN SONG MEETS DISCO STYLE』など)は入れておりません。’89は別です。
●Get Wild (VER.0) (『GROOVE GEAR』収録)
●Get Wild(1987年4月8日リリース)(オリジナル)
●Get Wild (“FANKS CRY-MAX” Version)(1987年6月24日に日本武道館『TM NETWORK FANKS CRY-MAX』より)
●GET WILD (CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! ’89” Version」)
●GET WILD '89(編曲:ピート・ハモンド)
●Get Wild Renewal(K's MagazineVol.1(1990年8月20日発売 書籍の付録CDになります)(全部打ち込みですね)
●Get Wild (“RHYTHM RED TMN TOUR” Version)(葛城哲哉さんのギターが頭からうなるやつ)
●Get Wild (techno overdub mix)(アルバム『TMN CLASSIX 1”に収録)
●Get Wild (“tour TMN EXPO ARENA FINAL” Version)(衣装の色鮮やかさがバブル感あり)
●GET WILD '89 (“TMN final live LAST GROOVE 5.18” Version)
↑「TMN final live LAST GROOVE」2Daysの2日目、1994年5月19日にも”GET WILD '89”を演奏。その日は、過去にサポートギタリストだったB'zの松本孝弘さんがゲストでギター演奏。続けて「YOU CAN DANCE」も。
●GET WILD DECADE RUN(1999年7月22日リリース、シングルCD)
●GET WILD DECADE RUN-112 CLUB MIX(上記の2曲目)
●Get Wild(Live from 2001 RENDEZVOUS IN SPACE)(『Rendez-vous in Space 2001』 (2001年1月1日沖縄 のライブから)(『キヲクトキロク』(2003年2月5日リリース)に収録)
●GET WILD ("LIVE EPIC 25" Version) (LIVE EPIC 25 (2003年2月23日のライブから)
●Get Wild ("DOUBLE-DECADE "NETWORK" " Version) (『TM NETWORK DOUBLE-DECADE "NETWORK" in YOKOHAMA ARENA (2004年4月21日 横浜アリーナ』のライブから)(小室哲哉さんがTシャツ)
●Get Wild ("DOUBLE-DECADE TOUR FINAL "NETWORK" " Version) (『DOUBLE-DECADE TOUR FINAL "NETWORK" in NIPPON BUDOKAN (2004年6月24日 日本武道館)』のライブから)(小室哲哉さんがトランスに傾倒)
●Get Wild ("REMASTER" Version) (『TM NETWORK -REMASTER- (2007年12月3日 日本武道館)』のライブから)(オリジナルのアレンジに忠実なライブ)
●GET WILD/globe(Vo.は違いますが、編曲は小室哲哉さんなので)(2010年9月29日のglobeのベストアルバムに収録ですが、それよりも前、2008年のTBS「オールスター感謝祭 超豪華!クイズ決定版」にて披露。シングルとしても2008年11月26日にリリース予定だった。が、小室哲哉さんの例の事件で・・・)
●Get Wild ("Incubation Period" Version) (『TM NETWORK CONCERT -Incubation Period- (2012年4月25日 日本武道館)』のライブから)(復活)(EDM期)
●GET WILD '89 [2012年8月11日 FREEDOMMUNE 0] (小室哲哉さんのアルバム『DEBF3』に収録)
●Get Wild ("FINAL MISSION -START investigation-" Version) (『TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation- (2013年7月20日 さいたまスーパーアリーナ)』のライブから)
●GET WILD (2013 SUMMER) (小室哲哉さんの配信アルバム『DEBF EDM 2013 SUMMER』に収録)
●Get Wild 2014 (『DRESS2』に収録)
●Get Wild 2014 ("the beginning of the end" Version) (『TM NETWORK 30th 1984〜 the beginning of the end (2014年5月20日 東京国際フォーラム ホールA』のライブから)
●Get Wild 2014 ("30th 1984〜 QUIT30" Version) (TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 (2014年12月10日 東京国際フォーラム ホールA)』のライブから)
●Get Wild 2014 (“QUIT30 HUGE DATA” Version) (『TM NETWORK 30th 1984〜 QUIT30 HUGE DATA (2015年2月8日 さいたまスーパーアリーナ)』のライブから)
(”2014”だけでも結構ありますね。子供のような声が上がったり下がったりするやつ)
●Get Wild 2015 -HUGE DATA- (ライブ会場限定CD41stシングル。その後、配信。2曲目は「 Children of the New Century -FINAL MISSION- (Instrumental)」)
●Get Wild 2015 (“30th FINAL” Version) (『TM NETWORK 30th FINAL (2015年3月22日 横浜アリーナ)』のライブから)
●Get Wild (Metal Machine mix) / globe (2014年2月5日リリース、アルバム『GDM』に収録)
●Get Wild (2016 Remode 2) / globe(2016年8月3日リリース、アルバム『Remode 2』に収録)
●GET WILD (2017 TK REMIX) (2017年3月8日にリリースされた配信シングル)
●GET WILD PANDEMIC(パンデミック) (2017年10月25日リリース、TM NETWORKのボーカリスト・宇都宮隆ソロ(T.UTU名義))
●Get Wild (from ”How Do You Crash It?”)(2022年4月21日リリース ライブ映像)
となっております。多分、なにか書きもれているような気もします。
まだある「GetWild」
今でしたら、35周年の期間限定で「Get Wild EXPO 2022(ゲワイ博)」のサイトがOPENしております。
こちらはでは35周年のコンテンツがいくつかあります(アルバム『EXPO』にかけてるのかな)。
また「Get Wild HUNTER(ゲットワイルドハンター)」と称した、メインパーソナリティに木根尚登さん(TM NETWORK)、ゲストにTMN時代にサポートして下さっていた浅倉大介さんを迎えたラジオが聴けます(5年前のネットラジオの再公開版です)。
その中で、「すごいよ」「やばくないですか?」と本人たちも語っている、PWLのマスターアナログテープに収録したまま、諸事情によりリリースされることのなかった、
●GET WILD ANOTHER '89
が聴けます。割とさっぱりとしたアレンジだと思います。
また、ラジオの中ではなかなかいろんな人にとって「?」となっていた、「GetWild」のPV/MVの謎が解けます。なぜ、香港?あまり曲に合ってないような感じのPV。
予算があまりかけられないために、3人で1つの部屋に泊まった話など。。。
宇都宮隆さんは、メールだけでの参加でしたが、アレンジが原曲と変わる曲でも崩して歌わない旨を、木根さんが変わりに答えていました。
Get Wild EXPO 2022(ゲワイ博)TM NETWORK「Get Wild」35th Anniversary
どうせなので、ダンディ坂野 氏、スギちゃん、小島よしお 氏がモンストのCM用に合成された「GetWild」のPVを。結構、すごい合成技術です。
TMN「Get Wild」MVにダンディ坂野、スギちゃん、小島よしおが“乱入”! - YouTube
そういえば、小室哲哉が例の事件により謹慎と申しましょうか、逮捕中にトリビュートアルバムがいくつか応援の意味もこめてリリースされた記憶があるのですが、
I LOVE TM NETWORK
WE LOVE TM NETWORK
TM NETWORK Tribute“CLUB COLOSSEUM”
このアルバムの中で、もちろんボーカルなどは別の方(全部女性Vo.です。instあり)になりますが
●Get Wild ’09
という曲があります。
これらのトリビュートアルバム、なかなか目新しいアレンジがたくさん入っております。80年~90年代の曲なのに、全然2010年代になってもメロディが古臭くないです。
「I LOVE TM NETWORK」では、「We love the EARTH」、「Kiss You」のアレンジが好きです。宇都宮隆さんで歌ってほしいくらい。
「WE LOVE TM NETWORK」は、全体的に前作の「I LOVE」よりさらにパワーアップしたといったアレンジの数々。「Here, There & Everywhere」、「Time To Count Down」、「Still Love Her」などは、いい意味でキラキラ感が増してありますし、本家へのリスペクトがちりばめられてます。「TMが好きな人が参加してる」というのがよく分かります。
あと、TMといえば、「COLOSSEUM」。「LIVE HISTORIA 」も「COLOSSEUM」にすればよかったのに。
多分、2022年からはTM Networkのツアーが始まりそうなので、またバージョン違いの「Get Wild」が増えること間違いなしだと思います。
テレビ番組・広告のイラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
イラストレーター 森本レオリオ