(愛川欽也)「なーるほどザ・」→(愛川欽也&楠田枝里子)「ワールド!」 イラスト
「相席食堂」にトランプマンが出てた
世界のあちらこちらにレポーターが向かい、現地ならではの風習・風俗を元にクイズを出題する形式のクイズバラエティ番組。
その番組を紹介したときのイラストになります。
同時期、世界各国からクイズを出題する番組には、「世界まるごとHOWマッチ」、「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」などがあります。
前者は「お金」をテーマに、後者は「仕事」をテーマに。
そして、1981年にフジテレビ「なるほど!ザ・ワールド」の放送が始まってから5年、TBSでは1986年に「日立 世界・ふしぎ発見!」が始まります。こちらは草野仁さんを司会に現在も放送が続いております。
番組では、芸能人が世界各国を回るだけではなく、フジテレビアナウンサーの益田由美さんも体当たりで世界からレポート。「ひょうきん由美」として親しまれました。
司会を務める愛川欽也さん&楠田枝里子さんによるレギュラー放送は15年にも渡り、1996年に放送が終了。
その後、特番の形でコンスタンスに放送。
●レギュラー放送「なるほど!ザ・ワールド」1981年10月6日~1996年3月26日
●1997年の4月「なるほど!ザ・ワールド 大復活祭」
●1997年の12月に「なるほど!ザ・ワールド 大復活祭」
ここからは司会は爆笑問題
●2004年12月28日放送「復活の祭典スペシャル」
●2005年5月4日放送「黄金の祭典スペシャル」
●2005年12月28日放送「年末の祭典スペシャル」
●2006年5月2日放送「びっくり映像SP」
●2007年4月1日放送「マル秘映像で作る世界地図の祭典」
●2008年4月29日放送「世界のびっくり人間 100連発SP」
ここからは司会は有吉弘行さんと滝川クリステルさん
●2015年10月10日放送「2015秋」
●2016年7月4日放送「2016夏」
●2017年4月8日放送「世界の絶景スペシャル」
●2018年1月8日放送「日本人がまだ知らない!ナゾだらけの国!スペシャル」
●2019年1月1日放送「新春ナゾだらけの国スペシャル」
ここからは司会は有吉弘行さんと山﨑夕貴さん
●2020年1月1日放送「こんな絶景見たことない!奇跡の絶景スペシャル」
さすがに「ひょうきん由美」こと、益田由美さんは現地に向かうレポーターではなく、ナレーターとして続投。
この番組で名前で知らしめた「トランプマン」。顔は白塗りに闘牛士のマタドールのような装飾の格好されているマジシャン。番組内では、優勝チームは賞品を掛けて、トランプマンとのマジックをからめたゲームをしていた(後期)。
先日、「相席食堂」にトランプマンが出演されていました。
トランプマンは基本、一切口をきかないという設定ですので、まったく喋らずロケ旅とか過酷なことをされていました。しゃべらないので食レポも大変。
同じ、フジテレビつながりで「笑っていいとも」にも出演されていた記憶が。
一時期、中身はタモリさんじゃないのかなんて(顔の形はよく似ておられます)噂話もありました。
まだ、ネットもない時代。世界の各地の風習や風俗などテレビ・本などでしか知りようがない時代でした。見たこともない世界がテレビの中にありました。
クイズの内容は、世界各国の興味深いトピックや雑学に関するものであり、視聴者にとっても学びの場となることが多かったです。
「なるほど!ザ・ワールド」の人気の要因はいくつかあります。
知識の幅広さ:番組では、世界中の様々な国や文化についての問題が出題されました。出演者たちはその知識を競い合い、視聴者も新たな知識を得ることができました。
ユーモアとエンターテイメント:番組はクイズを通じて学ぶ一方で、ユーモアやトークも豊富に取り入れられていました。出演者たちの掛け合いや愛川欽也さんの司会者のトークが楽しみの一つとなり、視聴者を楽しませました。
国際色豊かな雰囲気:世界各国の情報や文化を取り上げた番組であったため、国際色豊かな雰囲気が魅力となりました。視聴者は異国情緒を感じながら、知識を深めることができました。
クイズのボリュームと挑戦性:問題の難易度やクイズのボリュームも適切に設定されており、出演者たちは高い知識やリサーチ力を駆使して答えを導き出すことを試みました。その挑戦と競争が視聴者を引き込みました。
「なるほど!ザ・ワールド」は、知識とエンターテイメントを組み合わせたクイズ番組として、多くの視聴者に愛されました。番組終了後も、その知識の豊富さや楽しさは記憶され続けています。
テレビ番組・広告のイラストレーター森本レオリオ このホームページにつきまして
イラストレーター 森本レオリオ