大映ドラマ『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』のイラスト
「この物語は…」のナレーションで始まる大映ドラマ
*「スクール・ウォーズ」のドラマは、以下のサイトで動画配信中。
hulu、amazon、Paravi(パラビ)、dTV、TELASA(テラサ)。
かつて全日本の名フランカーとして鳴らした山口良治氏が、京都伏見工業高校ラグビー部を率いて全国大会優勝を果たすまでを綴った「落ちこぼれ軍団の奇跡」(馬場信浩著)を題材にした、実話に基づくドラマ。
ラグビー元全日本メンバーの滝沢賢治が校内暴力で荒れる川浜高校に教師として着任し、“信は力なり"をモットーに、幾多の困難に立ち向かいながら学園を荒廃から救い、全く無名の弱体チームであった川浜高校ラグビー部を僅か数年で全国大会優勝に導くという偉業を成し遂げるまでの奇跡の物語。
校内暴力・学園荒廃が社会問題化していた時代を背景に、このドラマを見てラグビーを始めた若者も多く、当時ラグビー人口が急増したのは有名な話である。
主人公の熱血教師・滝沢賢治(山下真司)、滝沢を献身的に支える妻・節子(岡田奈々)、少年院帰りの番長・水原亮(小沢仁志)、川浜一のワルと恐れられていた大木大助(松村雄基)、志半ばで病魔に倒れるイソップこと奥寺浩(高野浩和)、負け組から一念奮起しラグビーに心血を注ぐ森田光男(宮田恭男)、光男との愛を貫く富田圭子(伊藤かずえ)、中華料理店「新楽」の店主・下田大三郎(梅宮辰夫)とその妻・夕子(和田アキ子)、ラグビー部マネージャー山崎加代(岩崎良美)など、誰もが皆異なる事情を抱えながらも懸命に生きているという登場人物たちの底知れぬ魅力。
そして、109対0という大敗後の控え室での歴史的名シーンをはじめ、語り継がれる数々の名言と名場面。
芥川隆行のナレーションと麻倉未稀が歌う『ヒーロー』によるオープニングのカタルシス。
最近、近所の商店街で『ヒーロー』が流れていた。