イラストレーター森本レオリオの仕事(テレビ番組のイラストレーター)

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山下清(ドラマ:裸の大将放浪記/塚地武雅)イラスト

おにぎりを食べる放浪画家:山下清(ドラマ:裸の大将放浪記)塚地武雅 イラスト

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『ぼ、ぼ、ぼくはおにぎりが好きなんだな』 裸の大将 イラスト

『裸の大将放浪記』(はだかのたいしょうほうろうき)は、画家の山下清をモデルに描いたフィクションの人情コメディドラマ。
清はおむすびが好物で、たずね行く街で「お母さんに死ぬ間際に『おなかがすいたら出会った人たちからおむすびをもらって食べるように』言われた」といって人々から施しを受ける。しかしこれは言い逃れるための嘘で、ドラマまたは史実も含め、当時清の母は健在であり、清の最期も看取っている。

ドラマでの身なりは、短く刈り込んだ坊主頭に白いランニングシャツ、ベージュの半ズボン、リュックに傘を入れ、スケッチブックを抱えているといういでたち。

実際には身だしなみに気を使う人で、画家が被るものだとしてベレー帽を愛用していた。

 


芦屋雁之助版:1980年から1997年にかけて放映された。芦屋雁之助の主演でその後の代表作となった。作品は『裸の大将放浪記』との題名だった前期(1980年~1983年)と、『裸の大将』のみになった後期(1984年~1997年)に大きく分けられる。

雁之助版は前期と後期に分けられているが、これは主演の雁之助が「50代になって裸になるのはしんどい」と言って降板を申し入れたのを機に、1983年6月の13回目で一旦終了し、ストーリー上でも清が亡くなるところで前期が終わる。
翌1984年10月に復活。13回目で死亡した前期とはストーリーは完全に区切り、後期の初回では既に清が天才画家として有名になったところから始まる。1997年の最終回では放浪癖をやめて、八幡学園に戻ったところで終わり、1980年6月の開始から17年にわたる物語が完結した。


塚地武雅版:2007年9月1日、『土曜プレミアム』枠で、山下清役に映画『間宮兄弟』で役者としても認知され始めたお笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅を起用して10年ぶりに復活。
『裸の大将〜放浪の虫が動き出したので〜』として放送された。2008年5月24日には、第2弾『裸の大将〜宮崎の鬼が笑うので〜』が放送された)。10年前と同様なのは、著作が東阪企画であることと、主題歌も前作と同じくダ・カーポの「野に咲く花のように」を使用すること、劇中音楽も小林亜星が引き続き担当することである。また、2010年4月11日放送の『わが家の歴史』にも塚地は山下清役で出演した。

塚地版は「おむすび」という呼び方ではなく、「おにぎり」に変更されている。

 

第1作:2007年9月1日『裸の大将 長野編〜放浪の虫が動き出したので〜』 
第2作:2008年5月24日『裸の大将 宮崎編〜宮崎の鬼が笑うので〜』 
第3作:2008年10月18日『裸の大将 山梨編〜富士山にニセモノが現われたので〜』 
第4作:2009年10月24日『裸の大将 火の国・熊本編〜女心が噴火するので〜』 

 

実際の山下清とドラマとの違い

このドラマは、山下清という実在の人物をモデルにし、ドラマティックな展開を考慮した上で脚色されたフィクションであり、ドラマ化に際し、実在の山下とは異なるオリジナルの設定がある。

ドラマでは毎回、清が旅先で貼り絵を作成することが決まりごとになっているが、実際の山下清は放浪する際、仕事の依頼があったとき以外は画材道具やスケッチブックは持参しておらず、八幡学園に帰ってきた時に、旅して見てきた風景を思い出して描いていた。また、その貼り絵も自発的に作成するのではなく、施設のスタッフ(当時は「指導員」)に促されてからしか作業しなかったと言う。

 

実際の人物をモデルとしたドラマにフィクション要素を混ぜる理由はいくつかあります。

ドラマや映画はエンターテイメントを提供するためのものであり、リアリティだけではなく物語性や興味を引く要素が必要です。フィクション要素を加えることで、物語がよりドラマチックになり、視聴者や読者の興味を引きやすくなります。

実際の人物をそのまま描くと、法的な問題やプライバシーの侵害に関連するリスクが高まります。フィクション要素を追加することで、これらのリスクを軽減することができます。

また、実際の人物の生涯や出来事をそのまま再現すると、制作側がストーリーテリングの自由度が制限されてしまいます。フィクション要素を加えることで、物語の展開やキャラクターの描写を自由に調整することができます。

実際の人物をモデルとしたドラマでも、視聴者や読者が主人公や登場人物に共感しやすいように、その人物の内面や感情をより深く掘り下げたり、架空の出来事を追加することがあります。「ぼ、ぼくは、お、おむすびが、好きなんだな!」というセリフを付け加えたりと。

要するに、フィクション要素はドラマや映画の制作において、物語性やエンターテイメント性を高めるだけでなく、法的な問題やストーリーテリングの自由度を考慮する上でも重要な役割を果たします。

 

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