「愛してると言ってくれ」常盤貴子 豊川悦司 北川悦吏子脚本作品_ 似顔絵 シーン イラスト
「愛してると言ってくれ」常盤貴子 豊川悦司 北川悦吏子脚本作品_ 似顔絵 シーン イラスト
『愛していると言ってくれ』(あいしているといってくれ)は、1995年7月7日から9月22日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に、TBS系「金曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。
脚本 - 北川悦吏子
音楽 - 中村正人(DREAMS COME TRUE)
最高視聴率- 28.1%
主題歌の「LOVE LOVE LOVE」(DREAMS COME TRUE/ドリカム)は売上が約250万枚の大ヒットとなりこの年のオリコン年間第1位となる。
豊川悦司・常盤貴子主演、北川悦吏子脚本の名作。聴覚に障害のある新進青年画家と、女優を目指す若い女性との純粋で繊細なラブストーリーを描く。
2023年には韓国でリメイクされています。
「愛してると言ってくれ」の特筆すべき点/手話や表情でのコミュニケーション
「愛していると言ってくれ」は、1995年にTBSで放送された名作ドラマで、多くの人々の心に残る作品となっています。このドラマの優れている点はいくつもありますが、特に印象的なのは、静かで繊細な愛の描写です。主人公・榊晃次(豊川悦司)は聴覚障害を持つ画家であり、女優を目指す水野紘子(常盤貴子)と出会い、互いに惹かれ合っていきます。彼らの恋愛は、言葉だけに頼らず、手話や表情、仕草といった非言語のコミュニケーションを通じて紡がれていくため、通常のラブストーリーとは一線を画しています。
ドラマの映像美も魅力の一つです。ナチュラルな光の使い方や落ち着いた色合いの画面構成が、二人の関係性の微妙な変化をより印象的に際立たせています。特に、晃次が紘子に手話で思いを伝えるシーンは、言葉以上に感情が伝わる瞬間が多く、観る者の心を深く揺さぶります。
また、脚本の緻密さも見逃せません。北川悦吏子が手がけたストーリーは、単なる甘い恋物語ではなく、障害を持つ人との恋愛における困難や、社会の偏見、すれ違いなどリアルな側面を丁寧に描いています。それぞれのキャラクターが抱える葛藤が丁寧に表現されており、二人の恋愛が決して一直線ではなく、揺れ動きながら深まっていく様子に引き込まれます。
さらに、豊川悦司と常盤貴子の演技が素晴らしいことも、このドラマを特別なものにしています。豊川悦司は台詞がほとんどない役柄ながら、視線や動作だけで内面の感情を雄弁に語り、常盤貴子は瑞々しい演技で紘子のまっすぐな恋心を体現しています。二人のリアルなやりとりが、視聴者にとってより切実に感じられるのです。
そして、主題歌のDREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」も、このドラマの魅力を際立たせています。切なくも温かいメロディと歌詞が、二人の恋を象徴するように響き、物語の余韻を深めています。
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リアルイラスト/テレビワンシーン イラスト/illustration/森本レオリオ